<各疾患についてなど>
肥満
下志津病院小児科では、肥満のお子さんを対象にした肥満外来を木・金曜日の週2回(受付時間は11時まで)で実施しています。体重測定、体脂肪率測定、内臓脂肪、血液検査、食事指導を中心に診療しています。夏休みには、肥満児を対象とした3泊4日の体験・教育入院も行なっています。高度肥満児で、比較的長期間の入院治療を必要とする場合は、喘息児の場合と同様に、併設の千葉県立四街道特別支援学校と連携・協力して運動療法(毎朝のランニング、特別支援学校に設置された温水プールで週2回の水泳訓練)、心理療法、食事指導、学習、家族指導等を総合的に展開しています。当院に来院される場合はこのPDFをご自身で印刷し、事前にご記入の上でご持参ください。
アレルギー疾患
→
アレルギー科をご覧ください
神経および神経関連疾患
→
小児神経科をご覧ください
代 謝
<入院について>
当科では、けいれん、気管支喘息発作、気管支炎・肺炎、脱水などの急性疾患の治療、食物アレルギーや肥満の教育入院、アレルギー疾患や肥満などの慢性疾患による長期入院、脳性まひ等により自宅療養が困難なお子さまの診療および自宅療養の一時支援を行っています。
急性疾患の治療方針はグループ診療により決定しています。比較的長期の入院になる場合は、担当医が個別に対応いたします。また、看護師とともに保育士が患者様のケアにあたっています。必要に応じて臨床心理士が対応いたします。
<予約外受診と夜間対応について>
予約外で当日受診の場合は、番号札をお受け取りいただきます。お呼びする際には、番号札に書かれている番号とお名前をお呼びいたします。なお、受診の理由や症状の程度により、お呼びする順番が患者様ごとに前後することがあります。予めご了承ください。
当科の外来受付は11:00までです。この時間以降は電話でご相談により受診可能なこともありますので、ご相談ください。ただし、受診までしばらくお待ちいただくことがあります。
17時以降は当直対応となります。当院に定期通院し、治療あるいは経過観察をしている疾患につきましては、夜間でもご相談いただけます。急な発熱などにつきましては、原則として当地域の小児救急体制にしたがって対応させていただいております。
<四街道市を含む印旛郡市地区の小児救急態勢について>
四街道市を含む印旛地区では、地区医師会が中心となって、当院を含む地域の小児科基幹病院の協力のもと、24時間365日の小児救急態勢を整備しています。
一次・二次・三次の各救急の役割分担の態勢になっています。印旛地区では、時間外の一次救急は、基本的に、佐倉市にある印旛市郡小児初期急病診療所が対応し、入院や検査が必要と判断された患者様は、輪番の小児科二次救急病院へと紹介されます。救急救命処置が必要な場合は、救急救命センターがある三次病院が受け入れをおこなっています。
下志津病院の小児科医師も、月に、延べ12回程度、印旛市郡小児初期急病診療所での診療に参加して、運営に大きく貢献しています。木曜日と土曜日は、下志津病院小児科が小児科二次輪番を担当して、入院や検査が必要な患者様の受け入れをおこなっています。
印旛地区の小児救急と当院の小児救急の態勢について、詳しくはこちらをご覧ください。
日本小児科学会では、夜間や休日にお子さんの具合が悪くなった時に、今すぐ急病診療所へ行くか、クリニックや病院の診療開始時間まで待つかの、おおよその目安となるように、Webサイトの「こどもの救急―おかあさんのための救急&予防サイト(ONLINE-QQ)」を運営していますので、参考にしてみてください。
また、千葉県では毎日午後7時から午後10時まで、こどもの急病電話相談事業を行っています。急に子どもの具合が悪くなったとき、医療機関にすぐに受診させたほうがよいか迷われたときにご相談ください。
<乳児健診・予防接種について>
下志津病院小児科では、四街道市から委託されて、乳児健診(第4木曜日の午後)と定期予防接種(月曜日の午後と水曜日の午後)を実施しています。また、定期予防接種のほかに、インフルエンザワクチンの任意接種もおこなっています。
予防接種に関しては、四街道市以外の方でも受けることができますので、アレルギー疾患等があって予防接種を受けてもよいかと心配されている方は、ぜひ御利用ください。なお、予防接種と乳児健診は事前の予約が必要です。
→ 健診・予防接種をご覧ください