業務内容
放射線科では、放射線科医長・診療放射線技師7名体制で診療業務を行っています。その他四街道市の肺がん検診・骨粗鬆症検診を実施し、地域の医療機関全体で連携を図っています。
部門案内
放射線科では、放射線科医長・診療放射線技師7名体制で診療業務を行っています。その他四街道市の肺がん検診・骨粗鬆症検診を実施し、地域の医療機関全体で連携を図っています。
人体にエックス線を照射し透過したエックス線を利用して、人体内部の様子を画像にします。また全身どこでも撮影することが可能です。
当院のエックス線撮影装置は、被ばく線量を極力抑えながら高品質な画像を提供するためFPD装置(Flat Panel Detector)を採用しています。
検査時間は検査部位や撮影枚数にもよりますが、5~15分程度です。
標準的なエックス線検査では、特別な準備は必要ありません。
エックス線を利用して体内の様子をみる検査です。検査中はドーナツ型の機械に入っていきます。検査中モーター音が聞こえます。
検査によってはヨード造影剤を静脈注射する場合があります。
この造影剤を注射すると全身、特に顔から上半身に熱感を感じることが多いですが、数秒で収まります。もし熱感が収まらなかったり、異変を感じたりしたら遠慮なくスタッフにお声がけください。
検査時間は15~30分程度です。
検査内容によっては、検査前の食事を抜いていただく場合があります。
撮影する範囲に金属類(ネックレス、ホック、ファスナ、装具など)は画像に写り、診断の妨げになりますので取り外していただきます。
呼吸の合図をアナウンスし、息止めして撮影することがありますので無理のない範囲でご協力ください。
次のような方はCT検査を受けられないことがありますので、必ずスタッフに申し出てください。
磁石と電波を使った強い磁場を利用して、体内の臓器や血管などの画像を得る検査です。MRI検査はCT検査と違って放射線による被ばくの心配がありません。しかし動いてしまいますと画質が落ちますので検査中はできる限りじっとしていただく必要があります。
撮影部位や検査目的にもより異なりますが、検査時間は20~40分程度とCTに比べると長いです。
非常に強い磁場のなかに入りますので、金属を持ち込むと大変危険ですので検査室に入室する際は必ずスタッフの指示に従ってください。
また検査中は大きな音が鳴りますので、耳栓やヘッドフォンを付けていただきます。
CTもMRIも同じような見た目をしているため、何が違うのか疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。たしかに見た目は似ていますが、それぞれの特徴は大きく異なります。各装置の違いを簡単にご紹介します。
CT | MRI | |
---|---|---|
媒体 | X線を利用 | 磁場と電波を利用 |
被ばく | あり | なし |
検査時間 | 15~30分程度 | 20~40分程度 |
検査中の騒音 | 小さい | 大きい |
閉塞感 | 少ない | 感じる方もいる |
長所 |
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|
検査対象 | 脳、胸部、腸管、骨、全身の緊急検査、など | 脳、脊髄、筋肉や靭帯、骨盤内臓器、など |
このようにどちらが優れていて、どちらが劣っているということはありません。患者様それぞれの疾患や状態、検査目的に合わせ、使い分けもしくは併用も行われます。検査についてご不明な点がある場合は、お気軽に担当医師または放射線科スタッフにお尋ねください。
エックス線透視をした画像を見ながら体内の様子を調べます。主に消化管(食道・胃・大腸)や脊髄の造影検査をします。消化管や脊髄は単純エックス線検査だけでは写りにくいので造影剤を使う必要があります。 他には内視鏡検査、神経根ブロック、骨折や関節の整復などにも対応します。
胃や大腸に食物が残った状態で検査を行うと病気が食物の陰に隠れてしまったり、食物が病気に見えたりすることがあります。お手持ちの検査前注意事項を必ずお守りください。
骨がもろくなり、骨折しやすくなる骨粗鬆症の代表的な検査です。
骨粗鬆症の初期は自覚症状がほとんどありません。そのため、骨粗鬆症の早期発見のためには定期的にできる限り同じ施設で検査を受けていただくことが重要です。検査によってご自身の骨の健康状態を知り、生活改善をしていただく事で骨粗鬆症の予防につながります。
当院では信頼度の最も高いDEXA法を採用しています。主に腰椎正面、大腿骨頸部などの骨の質と強度を測定します。検査時間は通常5~15分程度です。
通常のエックス線を使用する検査と同様、撮影する範囲にボタンやホック、ファスナ、プリント字などがある着衣は診断の妨げになります。また、湿布やカイロも同様に外していただきます。