診療内容
療育発達支援センターでは、発達障害(神経発達症)を含む発達の相談と、重症心身障害の二本立てで、診療を行っています。
どちらにも共通することは、発達の心配や、重い障害があっても、笑顔で生活できるよう、お手伝いしたいということです。そのために、心理士やリハビリスタッフ、ソーシャルワーカーなど多職種で関わったり、必要に応じて、保育園・幼稚園・学校や保健センターなどと連携して、よりよい対応策を考えていきます。
<発達相談>
首のすわりから歩行までの運動発達の遅れ、言葉の遅れ、落ち着きがない、かんしゃくが多い、友達とのトラブルが多い、学習の遅れ、不器用、不登校、など発達全般について外来診療を行っています。<重症心身障害>
18歳以前に発症し、重度の知的障害と重度の肢体不自由を重複している方が対象となります。在宅呼吸器を含め、在宅で過ごしている方の外来診療を行っています。
その他、当院には、120床の入所病棟、通園「ひまわり」、相談支援事業所「かけはし」があり、療育指導室と共に入所支援、在宅支援を行っています。また、15歳未満の方に対しては、小児科病棟でも、一時支援入院、在宅移行支援(NICUや急性期病院から在宅に退院するための中間施設の役割)を行っています。